衣猫日記
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ヤンニ・レグニルス
2005年 05月 07日 *
雨も上がり爽やかに晴れ。
以前から見たかった女流作家ヤンニ・レグニルスの写真展を見に行く。

インターナショナル・アーケードに到着。
ゆっくりと堪能する。

ヤンニ・レグニルスという名前を知ったのは1年ほど前。
美容室で読んでいた雑誌に紹介されていた。

彼女は日本に来て、あるショップに訪れた。
そのショップの中には木が植えられていた。
彼女は「木がかわいそう。」と思った。
木はショップに植えられる前は
自然の中で雨や風を感じていたはずで、
今はそれが不可能になってしまっている。
そこで自分が木に成り代わり、
自然を擬似体験した映像を木に投影してあげるというプランを思いついた。
それは決して木を元の場所に返すというものではなく、
木の運命を受け入れた上でのアプローチだった。
彼女は木の葉、枝、幹、根を細かく分けて写真に撮り、
その写真を真っ白なTシャツにプリントした。
そして、19人の若者にそれを着てもらい、
自然の中へと入り込んでもらった。
若者達はそれぞれに木陰で読書をしたり、
木にのぼってみたり、
雨が降ればそれに身をまかせ、
風が吹けば足を踏ん張った。

その様子を彼女は撮影した。
そして、その写真をショップの壁に飾った。

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その雑誌で彼女の写真集が紹介されていて、
何枚か写真がのっていた。

一枚は、彼女が背中にトンボの羽をつけ、
彼女自身がトンボになっている。
凍っている水の上に彼女は足を踏み出す。
彼女は浮かびたい。
彼女は飛びたい。
けれども氷は重さに耐えかねて割れ、
彼女の足は水に沈んでしまう。

一枚は、霧のかかった小川に
彼女が寝そべりながら水に手を差し伸べている。
その小川には鮮やかなピンク色の睡蓮が浮かんでいる。

一枚は、彼女が原っぱに座っている。
彼女は聞こえてくる音を言葉にして、
大きな色画用紙をハサミで文字の形に切り取っている。

どれもが私の心を奪った。
が、なかなか情報がない。
写真集も本もない。
彼女の名前はずっと心の片隅にありつづけた。

今回偶然旦那が情報を見つけてくれた。
即、見に行った。

展示数は少ないものの、
本当に素晴らしい。
ギャラリーの方に資料をたくさん見せてもらい、
話もたくさん聞かせてもらった。

彼女の作品に出会えて本当によかった。
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by uni0303 | 2005-05-07 22:41 | アート | Comments(2) *
Commented by ito mikea at 2005-05-08 23:59 x
おおお。
本当にいい写真ですね。
見に行きたくなりました。
フクっち、舌しまい忘れてましたか。
えへ。気にならないみたいですね。
ブログのお知らせありがとうございます。
このような形で彼に会えるとは!!
Commented by uni0303 at 2005-05-15 14:56
>mikeaさん
こんにちは!
本当、いい写真ですよ。
ゆっくりペースで作品づくりをする方らしいので
写真集がいつ出るのかわからないのですが、
気長に待つつもりです・・(^^;

フクちゃん元気ですよ(^-^)
またメールしますね!
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